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皆様こんにちは。久しぶりのブログです。半年ぶりに私は日本に帰国。東京での紀尾井ホールにて、富国生命さま100周年記念企画のチャリティコンサートに出演させていただきました。出演者は、日本を代表するピアノデュオ中井恒仁さん、武田美和子さん、そして私山本薫という2台ピアノ+ヴァイオリンの珍しい組み合わせです。ピアノはこれまた日本を代表するタカギクラヴィアさんの輝かしい華やかな音色のピアノ2台という豪華版!


曲目は、前半はピアノ連弾でバッハのカンタータとスメタナのモルダウ、迫力がありました。私はベートーヴェンのスプリング・ソナタの1楽章と、ウィエニアフスキのグノーのファウストによるファンタジーを演奏。紀尾井ホールの柔らかく遠くまで響く音響でとても気持ちよく演奏させて頂きました。そして中井さんがブラームスのインテルメッツォ、武田さんがリストのカンパネラ、とそれぞれソロをお弾きになりました。お二人の音楽は熟練されてて完璧、聞き手をぐっと惹きつけます。後半は私がソロでクライスラーのレチタティーボとスケルツォを演奏。5分強の短い中に、重音で早いパッセージが細かくもはっきり響いてさらに伸びのある柔らかい音、ウィーン特有の社交的なセンスとリズムと軽さ、など要求されるものの多い曲です。そのため勉強、演奏し甲斐のある曲でもあり、紀尾井ホールで演奏できて幸せでした。
その後は2台ピアノで、ガーシュインのラプソディーインブルー、ドビュッシーの月の光、ラフマニノフのタランテラ、と色の濃い美しいメロディ、技巧的で躍動感あふれる音楽でお客さまを魅了し、最後に2台ピアノとヴァイオリンで三善晃の夕焼け小焼け、と盛りだくさんのプログラムでした。


ドイツのオペラ座やコンサート会場で演奏する機会が多く、伝統を重んじた重厚な雰囲気の舞台では音楽を通じてお客様との一体感を感じることは多いものの、どうしても音響にばらつきがあったりします。全く響かなかったり教会にように響きすぎたり。。ドイツのコンサートでは雰囲気を楽しむのもひとつの醍醐味なのでそれはそれで素晴らしい経験ですが、日本のホールはとにかく音響や照明を細かく吟味されて、心地の良い音を深く追求した素晴らしいホールだと思います。お客様も600人以上来てくださり、企画下さった富国生命の皆様、来てくださったすべてのお客様、中井さん、武田さんに感謝申し上げます。
お読み下さりありがとうございました。

 

2024-02-24

 

 

 

初めてブログに挑戦します。ヴァイオリンの山本薫です。コンピューターにとことん弱い昭和生まれの私は、ずっと今まで紙と鉛筆の生活を送ってきましたが、時代の流れに沿って、これから少しづつ、ヴァイオリニストとして今まで30年ドイツで生活してきたことやこれからの活動をつづってみたいと思います。このブログを開けて下さりありがとうございます。

まず初めに、今年1月1日に起きた能登地震で多くの被害が出た石川、能登の皆様に心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、被災されて非難を余儀なくされておられる数多くの方々が、厳しいこの状況の中で、少しずつ前を向いて進んでいかれることをご祈念いたします。

私は富山市生まれ、中学校3年まで、富山で過ごしました。雄大な立山、日本海に囲まれ、自然も食も豊富な富山です。今回の地震で富山も震度5強、大きな揺れと被害がありました。立山に守られて普段地震の少ない場所というイメージが私の幼少期にはあり、遠くドイツで元旦にこのニュースを聞いた時は正直信じられませんでした。

ドイツでも8時間遅れで(時差が8時間あるので)お昼のトップニュースで流れました。ドイツのラジオでは日本でのニュースは、まず「トーキョー」と言ってから読み出すので、いつも東京で何か大きなことが起きたのかと錯覚するのですが、今回は「トーキョー、ノト」と言い始め、耳を疑いました。私の夫はドイツ人ですが、能登は彼の一番のお気に入りの場所。日本に一年に一度行くたびに、能登半島の先端まで毎回行きます。珠洲市の美しい海と山、軍艦島、輪島市の塩田、千枚田、朝市、輪島塗、木々に囲まれた日本家屋、どこも自然の美しさが半端でなく、地震に見舞われたことに大きなショックを受けております。

最初のブログは、まずは能登地震で被災された方々のお見舞いを申し上げるとともに、美しい能登が一刻も早く復旧されること、復旧作業に携われる方々に頭の下がる思いです。そして一刻も早く普通の日々が訪れることを願って、締めたいと思います。お読み下さりありがとうございました。

 

2024-01-30

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